怪獣史

☆欲しいけど邦訳されていない本

「怪獣史」アルドロヴァンディ

アルドロヴァンディは、16世紀イタリアの博物学者である。
本書の原書名は「Monstrorum Historia」といい、バジリスクとか、二頭トカゲとか、多毛人とか、そういうものを紹介しているものらしい。
私は、「四足獣の歴史」や、「プリニウスの博物誌」を読みたいのと同じ興味で、本書も読みたいのである。

ただ、情報が少ないので、私は本書がどういう正確の「怪獣史」なのかを分かっていない。アルドロヴァンディは立派な学者の先生であって、その人が本当にバジリスクの存在など信じて書いた本なのか、「架空の動物を紹介しますよ」という本なのかが分からないのだ。

「博物誌」のプリニウスなんぞも立派な学者の先生でいらっしゃるのだが、だいぶおかしな「象頭人」や「傘足族」の存在をマジメに解説なさっている。しかし、プリニウスは古代人なので、16世紀の学者と一緒にしてはいけないと思う。16世紀には、工場制手工業だって始まっているのだから。

だとすると、「こういう、架空の妙な獣の紹介」という本になるのだろうか?
いやいや、そうとも言い切れまい。バジリスクの存在は、結構な近代まで、西欧の民に信じられていたのだ。

どっちにせよ、本書は面白い読み物だと想像する。また、プリニウスの博物誌や四足獣の歴史などと同じように、図版が面白そうなのだ。もしも出たら、私は絶対に入手する。

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